山行ルートを入力します。
山行ルートを表す軌跡はトラック、トラックを構成する点は、トラックポイントと呼ばれます。
新規作成
新規に山行ルートを入力したい場合は、「ファイル」メニューの「新規作成」を選んでください。自動的に、編集画面のトラック入力モードになりますので、あとは、山行ルートをクリックしていけば、ルートが入力できます。
なお、新規作成を選ぶと、今まで入力されていた内容(トラック、ウェイポイント)は、すべて削除されます。保存が必要な場合は、保存してから行なってください。
山行ルート(トラックポイント)を入力する
山行ルートを入力したい場合は、画面右上ののボタンを押して、編集画面にしてから、ボタンを押して、トラック入力モードに切り替えます。
後は、地図上をクリックしていくと、トラックポイントが追加され、ルートが入力できます。
※国土地理院提供の地形図を掲載しています。
トラックポイントは、1/25000地形図以上が表示されている状態でしか入力できません。画面右下の表示が、「国土地理院(25000)」か「国土地理院(2500)」となっていれば、OKです。それ以外の場合は、地図を拡大してください。
一つ戻る
トラックポイントの最後の点を消したい場合は、「delete」キーか「d」キーを押します。キーを押し続ければ、連続して点が消されます。
ルート(トラック)を削除する
入力したルート(トラック)を削除したい場合は、「編集」メニューから「削除する」を選びます。確認メッセージが表示され、「OK」ボタンを押すと、トラックが削除されます。
この処理で削除されるのは、選択されているトラックだけです。全てのトラックを削除したい場合は、「新規作成」を選んでください。
ルートを折り返す
今の点から、開始点まで折り返したい場合は、「編集」メニューを開き、「折り返す」を選びます。確認メッセージで「OK」を押すと、開始点まで折り返します。ピストン山行の場合に利用してください。
ルートを反転する
「編集」メニューの「ルートの反転」を選ぶと、ルートを反転して開始点と終了点を逆にすることができます。他の人のルート記録を取り込んだあとに、その逆のルートにしたい場合や、ルートの途中まで入力したところで、歩き始めの部分を修正したい場合などに使えます。
ルートを反転すると、今まで開始点だった点からの入力になります。そこで、不要な点を「delete」キーで消したあと、ルートを入力すれば、ルートを変更できます。その後、もう一度、ルートの反転を行えば、開始点側を修正できます。
これは、山行計画時と別のルートを歩いた場合に、後で、実際のルートに修正する際にも使えます。ルートの編集で、1点ずつ移動するよりも簡単にルートを修正できます。
モードを変更する
トラックの操作画面には、入力モードと編集モードの2つの状態があります。
- トラックポイント入力モード
画面右のボタンがになっている状態が、入力モードです。
この状態では、終了点からルートを入力していくことができます。
- トラックポイント編集モード
画面右のボタンがになっている状態が、トラックポイント編集モードです。
入力済みのトラックポイントに対して、移動や削除などの編集することができます。このモードに切り替えると、トラックポイントが、で表示されます。が開始ポイント、が終了ポイントです。
編集モードの操作は、ルートを編集するをご覧下さい。入力モードと編集モードを切り替える場合は、画面右のボタンを押すか、画面メニューでモードを選んでください。
入力モード | 編集モード |